【書籍出版の費用はいくら?】自費出版の費用内訳と相場を、デザイン制作会社が解説。

「自分の本を出版してみたい」 「会社のブランディングのために、書籍を作りたい」

そう考えた時、真っ先に気になるのが「いったい、いくら費用がかかるのか?」ということではないでしょうか。

出版と一口に言っても、出版社が費用を負担する「商業出版」と、著者が費用を負担する「自費出版」では、お金の流れが全く異なります。

この記事では、特に「自費出版」を検討している方に向けて、書籍出版にかかる費用の内訳と相場、そして費用をかけるべき「重要なポイント」を、デザイン会社の視点から解説します。

目次

そもそも「自費出版」と「商業出版」の違い

書籍
弊社制作の書籍①

まず、出版にかかる費用は「出版形態」によって大きく変わります。

  • 商業出版(企画出版):
    • 出版社が「売れる」と判断した企画に対し、出版にかかる費用(編集、デザイン、印刷、流通など)をすべて出版社が負担する形態です。著者は費用を負担しない代わりに、印税(通常5〜10%)を受け取ります。
  • 自費出版 :
    • 著者が出版にかかる費用を全額自己負担する形態です。商業出版に比べて企画の自由度が高く、自分の意向を強く反映させることができます。

この記事では、これから本を作りたい個人の方や、自社の理念を伝えたい企業様に向けて、「自費出版」にかかる費用を深掘りします。

【自費出版】費用の主な内訳と相場

会社にもよりますが大体、自費出版で1冊の本を制作・出版する費用は、総額で100万円〜300万円程度が相場とされています。

なぜこれほど幅があるのか、その「内訳」を見ていきましょう。

企画・編集費(相場:30万〜50万円)

本の骨格となる企画を立てたり、原稿を読みやすく整えたりする費用です。

プロの編集者が入ることで、読者に伝わりやすい構成や流れを一緒に作っていくことができます。

デザイン費(相場:15万〜30万円)

本の「顔」となる表紙デザイン(相場10万円〜)と、本文の読みやすさを決める本文デザイン・レイアウト(相場5万円〜)にかかる費用です。

DTP費・組版費

編集された原稿とデザインを、印刷可能なデータ(版)に組み上げる作業費です。

多くの場合、デザイン費や編集費と一括で見積もられることもあります。

校正費(相場:5万〜10万円)

原稿の誤字脱字や、日本語の誤用がないかをチェックする専門的な作業の費用です。

印刷・製本費(相場:部数や仕様による)

費用を大きく左右する項目です。

「1,000部刷るのか、100部だけ刷るのか」「カラーかモノクロか」「ハードカバーかソフトカバーか」といった仕様によって、数十万円単位で変動します。

流通・マーケティング費(相場:別途)

作った本を「書店に並べたい」「Amazonで販売したい」場合、取次(問屋)への手数料や、広告宣伝費が別途必要になります。

費用を抑えたい…でも「デザイン費」を妥協してはいけない理由

自費出版では、総額が100万円を超えることも珍しくありません。

「少しでも費用を抑えたい」と思うのは当然です。

しかし、私たちデザイン制作会社は、「デザイン費」だけは妥協してはいけないと強くお伝えしたいです。

なぜなら、本の「表紙」は、読者が最初に触れる最も重要な広告だからです。

書店で平積みにされた時、Amazonの検索結果に並んだ時、読者はわずか数秒で「読むか、読まないか」を判断します。

その判断基準のほとんどが「表紙デザイン」です。

また、本文のレイアウト(文字の大きさ、行間、余白)が読みにくいと、どんなに良い内容でも読者は途中で離脱してしまいます。

費用を抑えた結果、素人感のあるデザインになってしまい、「誰にも手に取ってもらえない」「内容の価値が伝わらない」となっては、出版そのものの意味がなくなってしまいます。

アーキーズが「書籍制作」で選ばれる理由

私たち株式会社アーキーズは、単なるデザイン制作会社ではありません。

デザイン力だけではなく、自社で企画・取材・制作し、自社ECで販売(D2C)するノウハウを持っています。

この経験から、私たちは「ただ作るだけ」のデザインではなく、「どうすれば読者に届くか、売れるか」を逆算したデザインを得意としています。

  • 「表紙デザインだけ」プロに頼みたい
  • 「本文のレイアウト」を読みやすく整えてほしい
  • 「企画や取材」から丸ごと伴走してほしい

アーキーズなら、お客様の予算や目的に応じて、企画・ディレクションからデザイン制作まで、必要な部分を柔軟にサポート可能です。

まとめ:書籍出版は「投資」。最適なプランをご提案します

書籍
弊社制作の書籍②

書籍出版の費用は、内訳を知り、どこにコストをかけるべきかを見極めることが重要です。

「自分の場合、いくらかかるんだろう?」 「デザインだけ頼むことは可能?」

そんな疑問をお持ちでしたら、まずは一度アーキーズにご相談ください。

自社雑誌で培ったノウハウを元に、お客様に最適なプランをご提案します。


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