【なぜ成功したのか? 】話題の建築ビジネス雑誌『ARCHIES』の秘密を語る。

今、建築・建設業界で注目を集める建築ビジネス雑誌『ARCHIES(アーキーズ)』をご存知でしょうか。

実はこの雑誌、私たち株式会社アーキーズが、企画・取材・制作からマーケティング、販売まで全てを一貫して行う弊社の自社プロダクトなんです。

この記事では、私たち「デザイン制作会社」だからこそ貫けた、『ARCHIES』が支持される大きな秘密を、運営元自ら解説します。

目次

そもそも『ARCHIES』とは?

ARCHIES vol.5
ARCHIES vol.5

『ARCHIES』は、従来の建築事例集とは一線を画し、建築を動かす「人」に焦点を当てたビジネス雑誌です。

業界の「働き方」や「最新技術」、「他業界」との連携など、建設業界の未来を広げるための情報を、これまでにない切り口でお届けしています。

2024年9月1日の創刊以来、季刊誌として現在Vol.5まで発行されており、「令和初の建築メディア雑誌」として、今では多くの方に支持されるメディアとして確立しつつあります。

ではなぜ、駆け出しのスタートアップだったこの雑誌が、これほどまでに注目を集めることができたのか。

そこには、2つの大きな理由があると考えています。

理由1:常識を破る「雑誌デザイン」への圧倒的なこだわり

まず第一の理由は、常識を破る「雑誌デザイン」への圧倒的なこだわりです。

私たちの本業は、デザイン制作です。だからこそ、この雑誌のデザインには一切の妥協がありません。

通常のシリーズ雑誌は、作業効率を考慮して基本的なレイアウト(配置)を決めていることがほとんどです。

しかし『ARCHIES』は違います。私たちは、毎号、全てのページをゼロから再構成しています。

デジタルの時代に最適化し、SNSを見慣れた若いZ世代でも直感的に「わかりやすい」「見やすい」と感じてもらえるよう、構成を練り上げています。

これは、デザイン制作会社としてのプライドであり、業界随一のこだわりだと自負しています。

ARCHIESのデザイン構成
ARCHIES vol.2 働く女性建築家のハナシ
ARCHIESのデザイン構成②
ARCHIES vol.4 仕事をつくれる(谷尻誠)

理由2:書店に卸さない。「D2C」モデルがもたらしたマーケティングの自由

第二の理由は、「書店に卸さず、自社ECサイトで100%直接販売(D2C)する」という販売戦略です。

これが成功の鍵でした。

出版業界には「返本率(へんぽんりつ)」という言葉があり、これは、書店で売れ残った書籍が出版社に戻ってくる割合のことで、業界平均は40%とも言われます。

返本は、そのまま処分費(コスト)になるだけでなく、そもそも読者の手に届かない、という大きな機会損失を生みます。

また、書店流通は多くの場合、取次(仲介業者)を介すため手数料も発生します。

そこで、私たちはD2Cモデルを採用することで、これらの制約をすべて無くしました。

自社ECで完結させることで、コストを抑えられるだけでなく、「いつ、誰に、どう売るか」というマーケティングの自由を手にしました。

発信力のない無名なブランドは、待っているだけでは売れません。

SNSなどを駆使し、こちらから「買ってほしい人」へ攻めのマーケティングを仕掛ける。

この戦略が『ARCHIES』というブランドを確立させました。

なぜデザイン会社が「自社メディア」を運営するのか

デザイン制作

先日、『ARCHIES』は無事1周年を迎え、取材先やスポンサーの皆様をお招きして盛大なイベントを開催することもできました。

私たちがなぜ、本業の傍らでこれほど熱量を込めて自社メディアを運営するのか。 それは、「デザインに磨きをかけるため」です。

自社メディアを持つことで、読者=ユーザーが何を求めているのか、どんなデザインが本当に心に響くのかを、ダイレクトに学ぶことができます。 この経験こそが、私たちのデザインスキルを日々研ぎ澄ませています。

『ARCHIES』で培った「伝わるデザイン」「売るための戦略」は、そのまま私たちのお客様の制作物(パンフレット制作営業ツール資料制作書籍制作など)に還元されています。

「自社メディア」で、あなたの会社のファンを増やしませんか?

デザイン制作

この記事を読んで、「うちの会社でも、こんなメディアやブランドを立ち上げてみたい」と思われた企業様はいらっしゃいませんか?

私たちは『ARCHIES』で成功したノウハウを活かし、デザイン制作はもちろんのこと、企画のディレクション、取材、さらにはその後のマーケティング戦略まで、一気通貫で伴走支援することが可能です。

「まずはデザインだけ頼みたい」 「企画から丸ごと相談したい」

どのようなご要望でも構いません。 企業の「伝えたい想い」をデザインの力で形にし、ターゲットに届けるお手伝いをいたします。


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